挿し木が無事に終わってホッとしたものの、
「これからどう管理したらいいの？」と不安になりますよね。
実は、挿し木後の管理こそが成功を左右する大事なポイントなんです。
この記事で分かること
- 挿し木後すぐの置き場所や水やりの注意点
- 発根をうながすための管理方法
- 鉢上げの目安とその後のケア
挿し木直後のポイント（1週目）
挿したばかりの苗はとてもデリケート。
まずは「環境を整えること」が何よりも大切です。
日陰 or 半日陰？適切な置き場所とは
直射日光はNG！
風通しのよい明るい日陰が理想です。
室内ならレースカーテン越しの窓辺でもOK。
水やりの頻度とタイミング
乾燥しすぎはNGですが、水のあげすぎも注意。
土の表面が少し乾いたら、たっぷり水をあげるのが基本です。
湿度を保つ方法
湿度が下がると発根しにくくなります。
透明な袋やケースでドーム状に覆うことで湿度をキープしましょう。
時々空気を入れ替えて蒸れないように♪
発根を待つ期間の管理（2〜4週目）
この時期は「動きがないけど、実はがんばってる時期」。
焦らず、やさしく見守りましょう。
発根のサインと確認方法
新芽が動き出したら、根が出始めているサインかも。
土をほじって確認せず、葉や茎の様子を観察しましょう。
失敗しやすいNG管理とは
- 毎日水をあげすぎて根腐れ
- 高温多湿でカビ発生
- 風通しが悪くて蒸れてしまう
よかれと思ってやったことが逆効果に…注意です。
適切な気温と通気のバランス
理想は20〜25℃前後。
冷え込む日や蒸し暑い日は、場所を移動してあげてください。
毎日少しずつ空気を入れて、カビの予防も忘れずに。
発根後のケアと鉢上げの準備
芽が動き、葉が展開してきたら成功目前！
ここからは鉢上げに向けてステップアップです。
袋を外すタイミング
いきなり外すとショックで弱ってしまうことも。
数日にわけて段階的に袋を外すのがおすすめです。
鉢上げの目安と手順
根が土の表面から見える、もしくはしっかり葉が茂ったらGOサイン。
清潔な小さめの鉢と、排水性の良い土を用意してあげましょう。
次のステップ：日当たり・肥料・虫の管理
鉢上げ後は徐々に日当たりに慣らしていきます。
最初の肥料は2〜3週間後が目安。
虫や病気のチェックも日課にしてあげましょう♪
まとめ
挿し木は「植えたら終わり」ではありません。
その後のケアこそ、成功への大事なステップです。
毎日様子を見ながら、ちょっとした変化を楽しむ気持ちでお世話してあげてくださいね♪