このページでは、バラの挿し木で「なかなか根が出ない…」と感じたときに見直すべきポイントを、実体験をもとにご紹介します。
- 挿し木で根が出ないときの原因を実体験から紹介
- 黒ずみ・乾燥・過湿など、よくある失敗例
- 発根しやすくするための3つの見直しポイント
- 成功に近づくための環境と管理のヒント
🌱 バラの挿し木で根が出ない…よくある実体験の失敗例
まずは、筆者が実際に経験した「根が出なかったときの失敗談」から紹介します。
これから挿し木をする方にも、同じ失敗を避ける参考になれば嬉しいです。
古い土を使って黒ずみ!?|「まぁいいか」が招いた悲劇
ま、いいかなと軽い気持ちで古い培養土を使ったところ、数日で茎が黒ずんで失敗…。
そもそも培養土を使うのが間違いだし、古いので土の中に菌が潜んでいた可能性もあります。さらに、猛暑も悪影響だったのかもしれません。
乾燥させすぎてしわしわに|放置しすぎもダメだった!
「いじり過ぎない方がいい」と聞いていたので放置しすぎた結果、土の表面が乾いて茎がしわしわになってしまいました(´;ω;`)
挿し木は意外と乾燥に弱いと痛感しました。
湿度が高すぎて根元から黒ずむ|ジメジメしすぎもNG
透明なポリ袋でカバーを作ってかぶせ、そのまま湿度たっぷりな環境で育てた挿し木は、根元から黒ずんで腐ってしまいました。
カバーを使う場合には、時々は空気を入れ替えるなどの適度な湿度管理がやっぱり大事です!
葉が出たのに突然枯れた…|それ、まだ根が出てないかも
葉が元気に展開して「おっ、成功?」と思ったのも束の間。数日でしおれて枯れてしまいました。
抜いてみたらまだ根が出ておらず、茎の栄養だけで葉が出た状態だったようです。
🔍 根が出ないときに見直したい3つのポイント
失敗の原因をふまえて、発根しないときにチェックしておきたいポイントを3つにまとめました。これを意識するだけで、成功率がぐっと高まりますよ。
① 清潔第一|古い土や使いまわしはNG
土や挿し木の道具が清潔でないと、雑菌が原因で黒ずみや腐敗を起こすことがあります。
古い土は使わず、新しい清潔な土と消毒したハサミを使うのが基本です。
ちなみに培養土は栄養分が入っているので、新しい土でもNGです。赤玉土や鹿沼土などの無機質な土を利用しましょう。
② 乾燥しすぎに注意|適度な湿度をキープ
水を控えすぎると、発根前に茎がしおれてしまいます。
表面が乾かない程度の水やりを心がけ、霧吹きなどを使った葉水(はみず)で湿度を補うのも効果的です。
③ 過湿もNG|ジメジメしすぎると逆効果
水のあげすぎや、風通しの悪さで土が常にジメジメしていると、挿し穂が腐りやすくなります。
腰水やビニールカバーなどの湿度管理は、状況を見て調整を。
🌸 まとめ|焦らずゆっくり見守るのも大切
バラの挿し木は、成功までに時間がかかることもあります。
でも、清潔・乾燥・過湿の3点を見直せば、うまく発根する可能性がぐっと高まります。
焦らず、気長に、やさしく見守ってあげましょうね🌿

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